2026年6月号 | レポート

<台風などの損害賠償はどうなる。>他

 Ⅰ【 台風などの損害賠償はどうなる。 】

≪突風で飛んで来た物(看板や木片等)で家の窓や車に損害が生じたら、誰の責任になりますか?≫
今(2026.6.2現在)、台風6号が日本列島を襲っています。
台風による被害が発生している地域もあり、大雨による倒木、水害の発生や、暴風によって飛ばされた屋根瓦やトタン板、あるいは看板など様々なものが「車や建物のガラス窓を突き破った」というニュースも報道され、被害者側の被害状況も同時に画面に映し出されて、思わず「大変な被害だなぁ~」と心配してしまいます。
この様な被害に対する法律上の損害賠償を被害者が加害者に対して請求できるためには、ある一定の要件がなければなりません。それは、加害者の故意や過失の有無が認められるか否かです。通常の自然災害(不可抗力
※1)の一つでもあります台風や竜巻などでの飛来物による損害は、その当事者の特定の難しさに加えて、故意・過失もありませんので、損害賠償を請求することは困難と考えられます。これが現実です。

≪被害者側の自己の損害を補填する方法はありますか?≫
被害者自身の財産を守るための「保険加入」がポイントです。
自動車に関しては、自動車保険の車両保険加入をセットにしておけば、この様な自然災害にも対応が可能です。建物については、火災保険に加入することで建物の損害を直すことが可能です。
どちらも保険会社との契約の内容を時間がある時に主たる契約や特約の内容に目を通しておくことも大切な時代となっています。

<注釈>
※1.不可抗力とは、人の力ではどうすることも出来ない原因や事態のことです。
①法律や契約において、当事者の通常必要な注意や予防をしても防げないトラブルの発生、例えば、中東からの原油運搬船がホルムズ海峡封鎖の影響によって契約先に納品が約束の日時に届けられないこと、及び ②自然災害としての地震、津波、台風、大雨(洪水)、地滑り、火災、伝染病、海難などを指します。

倒木の写真

倒木の写真(撮影者:筆者)
お隣りの木が牧草地に松の木が倒れた。

 Ⅱ【 J.ロビンソンの自伝より 】 

多くの日本人が活躍するアメリカのメジャーリーグだが、日本人以外の国々からも優れた選手がアメリカ全土の球場で活躍している。
そのメジャーリーグが白人だけがプレイできるものであった1947年、黒人初の選手としてブルックリン・ドジャース(当時。現 ロサンゼルス・ドジャース)入りしたのが、ジャッキー・ロビンソン選手である。
J.ロビンソンがメジャーリーグに登場した1940年代は未だ、アメリカの人種差別が大変激しい時代であった。「ヘイ、ニガー!綿畑に戻りやがれ!」などという野次のあふれる観客席、言動をあげつらうマスコミ・・・。彼が戦うのは相手チームではなく厳しい人種差別の壁と自尊心であった。
そして彼は、新人王、首位打者、盗塁王、ナ・リーグ最優秀選手、さらに黒人選手初の野球殿堂入りを果たし、後に黒人選手のみならず、白人社会における黒人地位向上のために尽くした。
J.ロビンソンは優れた自伝を残している。

第一章は「私の祖父は生まれついての奴隷だった」という書き出しで始まる。貧しい子供時代、父に捨てられ、5人の子供を抱えた母に育てられたのはカリフォルニア州パサデナのペッパーストリート。少年ジャッキーは「自分が出来るどんな小さなことでも、母を助けたい。」と思い新聞配達を始めた。新聞の束を抱えて走った少年は、夢の実現と信念のため走り続けた。
ロビンソン家の墓石には、彼のモットー「人間の人生というものは、他の人の人生に少しでも意味を与えた時に初めて本当の意味を持つのだ。」という言葉が刻まれている。
少年J.ロビンソンは、大きな夢を抱いて夜明けの町を走って新聞配達を実行した。
(以上、新聞奨学生ガイドコラム。人生で一番大切なのは誠実さ。より引用)

上記に加えて、彼、ロビンソン一家はロサンゼルスで日系人への支援の手を差し伸べた記憶が、今も日系人社会の歴史として残っています。その同じ地で大谷翔平選手がジャッキー・ロビンソン・デー
※2に快投を見せました。

<注釈>
※2.ジャッキー・ロビンソン・デーとは、毎年4月15日に全選手が「背番号42」を着用し、「人種の壁を打ち破った黒人選手ジャッキー・ロビンソンの功績を称える日」として歴史的意義を共有しています。華やかな記録の陰には積み重ねられた歴史の時間が今もなお引き継がれています。現在ロサンゼルス・ドジャースに所属して活躍している日本人選手(大谷翔平選手(背番号17)、山本由伸選手(背番号18)、佐々木朗希選手(背番号11)の3名の縁の由来を改めて懐古されます。
(2026年(令和8年)5月27日付、NEWあしながファミリー機関紙編集室・副田菜穂子氏を参照し、筆者山家雪雄 加筆)

 Ⅲ【 弊社所有の江戸時代末期の元々は「染め物」を生業としていた古民家屋敷が地元会社の社会貢献に選ばれる 】 

北上川沿いに位置する、登米市東和町米谷元町地域で上下水道の工事を施工した「(株)日新クリエーション(社長 鈴木哲也氏)」の会社様の社会貢献の一環として、江戸時代末期に登米市東和産石「天然スレート※3」で屋根に使われている古民家及び同屋敷内の樹木の伐採等を無償で整備していただきました。
つきましては、本紙面を以って、工事現場責任者の伊藤様始め作業に携わっていただきました関係者様にお礼を申し上げます。

<注釈>
※3.天然スレートとは、かの有名な東京駅丸の内駅舎の屋根に使われています。それと同じ天然スレートの屋根となっている古民家です。実は東京丸の内の駅舎が平成24年に改修された時に、雄勝町産1%位、スペイン産約70%、登米市産30%であります。特にドーム状の屋根には登米市産が100%使用されている。今の1万円札の裏面の大きいドーム形がそうです。残念なことに今は閉山となっています。

以上

更新情報

更新日:2026.06.02
更新日:2026.05.07
更新日:2026.04.03
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