<仙台市内中心部の地価上昇中>
Ⅰ【仙台市内中心部の地価上昇中】
「榴ヶ岡」の土地価格が「3.3㎡当たり 約280万円」前後での取引事例が出て来ている。
「上杉」周辺の土地価格も3.3㎡当たり250万円前後での取引事例が出て来ている。
「上杉」については、土地を取得して建物を建てるとした場合、60坪×250万円=1億5,000万円。
そして、建物を建てるとなれば、3,000万円~5,000万円。計1億8,000万円~2億円となり、もはや収益を生まない。一般の居住用戸建住宅等の土地利用は厳しくなった。
同地に新築一戸建住宅は開業医、実業家等のごく限られた人のみとなってしまった。従って購入者の多くは、事業用(アパート、マンション、病院、事務所等)の建築の様である。
従って、その反動もあってか上杉での空き地が目立って多くなって来ている。
この地域は昔から住宅地、特に洋風のお屋敷も多く、仙台市内の学者や政治・経済界の方々など錚々たる顔ぶれが住まわれていて、教育水準の高い地域でかつ文化の香りが伝統的に今に繋がっている。
しかし、近時の地価の上昇によって空き地が多くなってしまうと、「無秩序」な環境景観へとなる可能性があり、この点が危惧される。
Ⅱ【偶然にも教え子とのかかわり】
弊社が今から20年前からお世話になっているS社の代表者より、「大崎市鳴子町に温泉付の戸建2棟の売買又は賃貸のいずれが良いか」の相談を受けました。
弊社のエリア外の地域に存在しているため、大崎市の業会の会員名簿から物件近くのO業者を紹介した。
O社から快く引き受けていただくことになった。
その際に「杜リゾートの"山家"」と名乗っていたため、O社の娘さんから「もしかして学校で教鞭をとっていただいた山家先生かも知れない・・・」と娘さんがお父さん(O社社長)に告げた様でした。
お父さんから「娘○○を知っていますか?」と訊かれたので、「はい、良く知っていますが!?」と話すと、うちの娘なんですとのことでした。偶然の会話となって小生の方がビックリした程でした。
学校の規則で非常勤講師も含む教授らは、次の授業等が無い場合は、授業が終わると教員の控室で約30分は待機して「生徒さんからの勉強の方法」、「課題の記述の要点」、「授業で解らない内容」あるいは「就職先」等の様々な個別指導や相談の対応をしなければなりません。
「課題の内容(※1)」について説明したことが3~4回あったのを記憶していた。スラッとした生徒さんだったので、直ぐに思い出すことが出来ました。
今は、学校で授業に関係のない個人情報に関する会話は許されませんので、先生として把握しているのは「学籍番号と名前」のみです。従って前文の様なケースが生じた。
なお、娘さんは「宅建試験に合格」したとのことでした。
加えて、短答式の対策を講じていても、記述(小論文)は理論的な文章の構築が大切となる。つまり別ものである。具体的には基礎を理解して初めて全体を築く形を理論的に組み立てて行くことがポイントであり、必ずしも答えが一つにならなくても良いが、形が理論的に導き出されて、少数意見であっても理論的であれば一つの考え方となるから良い等と話した。
即ち、この点が「短答式」と「記述(小論文)」との大きな違いである。等と話した。