Ⅰ【賃貸住宅に於ける退去時の原状回復】
賃貸借契約に於ける退去時の原状回復は大家さんの負担がこれまでも増して大きくなることに注意を要します。
本年4月1日から民法改正によってこの様なケースでは賃借人の通常使用方法の範囲内での細かいキズや油汚れ等及び経年劣化(クロス・畳・襖・障子・照明器具・エアコン・ドア・水栓等)となる耐用年数(減価償却資産)の価値はある一定の期間で0円となる分までも賃借人の負担とはならず、毎月の賃料に含まれて支払って来ているから出口での負担はないとする法律になります。
従って、分譲マンションの様に賃料の5%~10%の範囲内で別口座(修繕費用等)に通常の生活費とは別個に積み立てておくことも大切です。但し、故意に破損させたり、タバコの煙での汚損、犬・猫の飼育でのキズ、引越しの際のキズ等は通常使用方法に含まれませんのでご休心下さい。
Ⅱ【地価の変動】
今年の仙台市内の地価 商業地・住宅地は7年連続上昇している。商業用地は仙台駅西側の中央2丁目1番1外1㎡当たり354万円2018年度比で上昇率7.9%、駅東側の榴岡一丁目2番1.1㎡当たり178万円2018年度比で上昇率14.1%の上昇となった。
住宅地は上杉6丁目8番2で1㎡当たり32.2万円でトップとなっている。因みに、第2順位は上杉5丁目378番6で1㎡当たり31.5万円で変動率11.6%値上がりとなった。
Ⅲ【駐車場の問題】
個人の車所有者が減少傾向に進んで来ている様です。これまでには、集合アパートやマンションを建築をする際には部屋数の割合に応じて一定数の駐車場台数分を確保しなければならないとする規定があります。
しかし、昔の様に車を所有する人が大きく減少して来ています。
一方、車をシェアする人が多くなって来ている背景もあります。
従って、個人所有の車の減少に伴って、駐車場スペースが空く現象が出て来ています。特に、機械式の駐車場の課題は大きい様です。
対策としてはカーシェアのスペースとして時間貸しをすることも検討して置かなければならなくあります。
Ⅳ【東北学院大学法学部での授業(非常勤講師)】
出席確認と言えば…これまでは生徒の名簿を読み上げる呼称でしたが、現在の学生の出席はmanaba(マナバ)というサイトで学生のスマートフォン等からの暗証番号9桁を先生のパソコンに入力することで出席が記録されます。(暗証番号は授業時毎に先生が発表します。)授業の内容は以下(裏面記載)のとおりの課題について討論し合う方法で行って、次にその課題を自分の言葉で記述する方法で項目別に記載し提出してもらっています。専門的になってしまいますが、具体的な授業の一端を載せました。。